【米国公聴会から見た仮想通貨の現在地】2018年7月19日(木)の仮想通貨マーケット

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この日のマーケットは?

 

 

この日のマーケットの動き概観(※ (   )は前日との比較 )

マーケット全体 ビットコイン イーサリアム 
時価総額 2906億ドル( 1278億ドル () 480億ドル ()
市場占有率 44.0%() 16.5%()
価格 7449ドル() 0.06388BTC()

◇Memo

この日のマーケット時価総額は、前日の2961億ドルから55億ドル下げの2906億ドルとなり、5日ぶりの下げ相場(前日比-1.9%)となった。

そのような相場において、BTCは時価総額、価格、市場占有率の全てをさらに上げ、市場占有率は前日から0.9%アップの44.0%となった。ETHは、時価総額、価格、市場占有率の全てをさらに下げ、市場占有率は前日から0.4%ダウンの16.5%となった。

昨日のBTCの大幅な上昇により、ETHを始めとするアルトコインからBTCへ資金が動いた形となった。

この日のニュース抜粋  (Link & Memo)

ポジティブなニュース ネガティブなニュース
1. 仮想通貨市場は「脅威ではない」パウエルFRB議長が米下院公聴会で証言

2. 仮想通貨の規制を急ぎ過ぎてはいけない=CFTC金融商品研究室ディレクター

1. 米議会の公聴会:中銀発行の仮想通貨は最悪な金融アイデアの一つ

◇Memo

この日は、米国下院のいくつかの委員会で仮想通貨に関する公聴会が開催された。金融委員会では「未来の通貨・デジタルカレンシー」、農業委員会では「デジタル時代の新しい資産の規制・監督」とのテーマで、様々な関係者が参加し、様々なスタンスから仮想通貨に関する意見を述べた。

そもそも公聴会は、米議会の委員会が審議のために関係者らを招致して開く会合であり、政府高官や米連邦準備理事会(FRB)など公的機関の幹部のほか、企業経営者や一般市民などが呼ばれ、法案審議のための情報収集の場である。注目を集める公聴会は、メディアやネットを通じて全米に放映され、世論形成につながることも多い。

そのような公聴会において、どのような意見が出されたかは、今後の仮想通貨の動きを予測する上で重要なものとなるため、ここで確認しておきたい。

まず注目すべきは、米連邦準備制度理事会制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の発言である。米国中央銀行トップの仮想通貨に対する考えだ。

同氏は、仮想通貨をそのボラティリティの高さから通貨としては捉えておらず、現状、米国証券取引委員会(SEC)や米国商品先物取引委員会(CFTC)において監視がなされていることに対し、肯定的な姿勢を示した。このことは米国が現状、仮想通貨を証券あるいは商品として位置付けていることになる。

その上で同氏は、規制当局者は経済成長や金融システムの革新を促す新しいアイディアイノベーションに対し、オープンな姿勢であることが重要であると述べた。

そして、米国商品先物取引委員会(CFTC)の金融商品研究室ディレクターのダニエル・ゴーファイン氏も、仮想通貨に関する規制の制定を慎重に進めるべきであると強調した。

米国商品先物取引委員会(CFTC)に対しては現在、シカゴオプション取引所(CBOE)からビットコインETF(上場投資信託)の申請がなされている。8月半ばに出されるその判断が注目されているが、その判断も容易に却下されることにはならないことが、この発言からも窺える。

さらに、ヘリテッジ・ファンデーションのデータ分析担当ノベルト・ミシェル氏も、厳しい規制により、仮想通貨がマネロンなどの違法な活動の道具になる可能性があるため、規制当局は厳しい規制を仮想通貨に課すべきではないとの考えを示した。

同氏の意見は、仮想通貨と犯罪の関係を的確に捉えているので、以下に紹介したい。

「犯罪者がビットコインを使うのは本当だ。しかし、犯罪者は飛行機もコンピューターも、自動車だって使う。我々はこれらの道具を犯罪者が使ったからと言って、禁じないではないか。」

一方で、Rストリート・インスティチュートの上級フェローであるアレックス・ポロック氏は、中央銀行主導のデジタル通貨を持つことは、現在において最悪な金融アイデアの一つであるとの考えを示した。しかし、この発言も、上記米連邦準備制度理事会制度理事会(FRB)トップの考えに沿うものであることが分かる。まだ、中央銀行が仮想通貨を扱う段階ではないということだ。

以上から分かることは、概して米国は、現状において仮想通貨の規制に対し慎重であるべきだとのスタンスを持っているということだ。そして、仮想通貨を現状では通貨としては位置付けず、証券あるいは商品として扱い、商品先物取引委員会(CFTC)および証券取引委員会(SEC)の下で、必要な監視・対応を行いながら、仮想通貨によるイノベーションに対しオープンに接するということだ。

米国の方針は、他国に多大な影響を及ぼす。その点において、今回の公聴会は、仮想通貨界にとって新たな障害・不安材料にはならず、良かったと言えるのでなないか。

この日の【仮想通貨のニュース】見出し

この日の仮想通貨ランキングTOP20の動き

仮想通貨で英語を学ぶ 〜 この日のCRYPTO ENGLISH NEWS 〜

    この日の一文  New York Utilities: We Believe Blockchain Is ‘Transformative’
    発音  ニューヨーク ユーティリティーズ/: ウィ ビリーブ/ブロックチェイン  イズ  'トランスフォーマティブ'
    語句の意味  ニューヨークの公共事業体/: 我々は信じる/ ブロックチェーンは革新的であると
    日本語訳  ニューヨークの公共事業体:我々は、ブロックチェーンは革新的なものであると信じている
    Link  New York Utilities: We Believe Blockchain Is ‘Transformative’

 


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