『仮想通貨のデータ分析』〜直近9月10日-9月17日までの動き〜2017年9月③

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1. はじめに

前回の『仮想通貨のデータ分析』〜直近9月3日-9月10日までの動き〜2017年9月②では、中国でのICO禁止が発表され、またその後、同国での取引所での取引禁止がささやかれたため、市況全体がダウンモードを深めたことを確認しました

今回は、9月10日から9月17日までの先週1週間の動きを振り返ります。今回も前回に続き、市況全体がダウンモードを深める1週間なりました。

 

それでは全体の結果から見ていきましょう。

2. 分析結果 ー 全体

上記の表は、2017年9月17日時点の時価総額トップ30を縦に並べ、9月10日から9月17日までの間に、価格がどれだけ増減したかを示すものになります(「①→②9/10→9/17増減率」)。

表の一番下をご覧ください。9月10日から9月17日の時価総額トップ30の増減率平均は −16%の減少となりました。前回の分析対象期間であった9月3日から9月10日までの増減率平均(表の一番右側「参考9/3→9/10増減率」)も −16%のダウンであったことから、先週に引き続き中国当局の規制問題(中国国内の複数の取引所が取引停止を発表)が、市況全体にマイナスに働いたことが見て取れます。

今回も前回と同じく、成長を示したものは、たった2つであり、価格が変動しないTetherを除き、その他の全てがマイナス成長となりました。

基軸通貨であるビットコインは、前回の−12%ダウンに続き、今回も−13%のダウンとなりました

伸びたものと下がったものを、以降の表で確認してみましょう。

 

3. 2017年9月10日〜9月17日『上げ幅が大きいまたは下げ幅が小さい仮想通貨トップ6』

 

今回、最も価格上昇が大きかった仮想通貨は前回に引き続きArkとなりました。前々回の8月16日から9月16日までが76%の増加、前回の9月3日から9月10日までが13%の増加、今回の9月10日から9月13日までが23%の増加と、このダウントレンドの中においても、着実な成長を見せていることが分かります。

時価総額順位も前回9月110日時点で第23位と初めてトップ30の仲間入りをしたのですが、今回はさらに順位を上げ、第20位となりました。今後どこまで上がっていくのでしょうか。興味が湧きます。

 

第2位は、7%の成長を示したBasic Attention Token (BAT)となりました。BATは今年5月末にICOが行われたばかりの仮想通貨で、新たなブラウザ(Brave)を提供することで、インターネット広告のあり方を変えようとするものです。

ICOでは開始わずか30秒足らずで、当初予定の3500万ドルを完売してしまったことが話題となりましたが、取引所上場後、しばらく価格の低迷が続いていた仮想通貨です。今回、初の時価総額トップ30入り(第23位)となりました。

 

第3位は前回と同様、1USドルと価格が連動したTetherとなります。変動しないこと(0%成長)が特徴のTetherが第3位にくるということは、この1週間も先週と同じく、市況全体がダウントレンドにあったことを示しています。

 

その他、プラス成長ではないけれども、マイナス幅の低かったものとして、NEODASHIOTAが続き、これらはいずれも一桁台のマイナスにとどまった通貨となります。

NEOとIOTAについては、上記の表からも分かる通り、前々回、前回と大きく価格を下げてきたのですが、ようやく下げ止まりになってきたのかもしれません。この二つは、このダウントレンドに入る前は、非常に高い成長率で時価総額の順位を大きく伸ばしてきました。これからの動きに目を向けておくと良いかもしれません。

 

次に今回下落幅が大きかったものを見ていきましよう。

 

4. 2017年9月10日〜9月17日『下げ幅が大きい仮想通貨トップ10』

今回、最も下げ幅が大きかったものは、Qtumとなります。Qtumは先日、韓国の取引所にも上場され、大きな価格の上昇を見せたのですが、今回のダウントレンドで、その上昇分を含めて36%の下げとなりました。

次いでStellarBitsharesがそれぞれ33%の下げとなりました。

 

その他にも目立ったところとしては、ここ最近大きな成長を見せていたLitecoinが24%、NEMが21%の下げを見せています。

ポテンシャルの高いものは、下がった時が絶好の買い時になります。日頃から様々な仮想通貨の情報に目を向けて、ポテンシャルの高い仮想通貨を見極め、市況全体がダウントレンドになった時に、比較的安く買うようにすると良いと思われます。

 

5. まとめ

今回は、前回と同様、中国当局の動きが市況全体に影響したこの1週間の仮想通貨の動きを見ました。

中国当局のICO規制発表、取引所規制発表に続き、今回、実際に中国国内の複数の取引所が取引の停止を発表し、市況全体が下げを見せた1週間となりました

市況全体が下げの時は、どうしてもマインドも暗くなりがちですが、”安く買って、高く売る”ことを目指すのであれば、ダウントレンドは絶好の買いのチャンスになります。

そのためには、先ほどもお伝えしましたが、日頃からポテンシャルの高い仮想通貨を見極めておく必要があります。

こちらの『シンプルな仮想通貨ガイド』も是非参考にしてみてください。

連休も終わり、これからの1週間、マーケットはどんな動きを見せるのでしょうか?

2週連続でダウントレンドのレポートとなりましたが、来週はそろそれアップトレンドのレポートを書ければいいなと思います。

今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


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