『仮想通貨のデータ分析』〜直近9月24日-10月1日までの動き〜2017年10月①

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1. はじめに

前回の『仮想通貨のデータ分析』〜直近9月17日-9月24日までの動き〜2017年9月④では、それ以前のダウンモードからようやく市況が少し良くなり始めたことが確認できましたが、前回に続き今回(9月24日〜10月1日)も全体的に良好な市況の1週間となりました。

 

それでは全体の結果から見ていきましょう。

2. 分析結果 ー 全体

上記の表は、2017年10月1日時点の時価総額トップ30を縦に並べ、9月24日から10月1日までの間に、価格がどれだけ増減したかを示すものになります(「①→②9/24→10/1増減率」)。

表の一番下をご覧ください。9月24日から10月1日の時価総額トップ30の増減率平均は 21%の増加となりました。右側の前回の平均が 5%、前々回の平均が −16%であったことからすると、先週は久しぶりに市況全体が好調であったと言えるでしょう。

基軸通貨であるビットコインは、前回の5%アップに続き、今回は16%アップとなりました。

伸びたものと下がったものを、以降の表で確認してみましょう。

 

3. 2017年9月24日〜10月1日『上げ幅が大きい仮想通貨トップ10』

 

今回、最も価格上昇が大きかったのはGASで、87%の伸びとなり、次いでNEOが66%の伸びとなりました

GASは今回初めて時価総額トップ30入りをしたため、馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、実はGASは、NEOが生み出すもので、 NEOのブロックチェーンを使用する時に使われる通貨となります。

そして、NEOの専用ウォレットでNEOを保管すると、常にGASが貯まっていくことになります。どれくらいの割合でGASが貯まるかというと、例えば500NEOを持つ方であれば、1ヶ月で約3GAS(正確には2.958GAS)が貯まります。

1GASの価格が今回約30USドル、日本円で約3,300円ですので、500NEOを持つ方であれば、この価格が維持されるとした場合、1ヶ月後には約10,000円が入ってくることになります。

どれくらいのNEOを持てば、どれくらいのGASが得られるかは、下記のサイトで分かりますので、興味のある方は、計算してみてください。

https://neotogas.com/

そのGASを生み出す今回第2位のNEO、先月の中国当局によるICO規制により、大きく価格を落としていたのですが、NEOの創設者がICOにおいて中国当局とのコラボレーションの可能性を示したため、価格が大きく回復してきました。今後、中国国内のICOがどうなるかはまだ分かりませんが、NEOと中国当局がICOで連携するとなれば、NEOはまた価格を上げることになると思われます。

第3位は、60%アップのHshareとなりました。Hshareは今年8月に取引が開始された比較的新しい仮想通貨です。特徴としては、取引の記録・承認にブロックチェーンとDAGの双方を用いること、また、0証明による取引の匿名性を確保すること、NEOと同じく中華系の仮想通貨であることなどが挙げられます。

そして第4位には、54%アップのQtumが入りました。Qtumも中華系の仮想通貨です。

ということで、今回上げ幅が大きかった仮想通貨のトップ4は全て中華系であったということになります。マーケットは、先月の中国当局の規制を既に消化してしまったということなのでしょうか?

中国の動きは、今後どうなるかはまだ分かりませんが、一つ言えることは、中華系仮想通貨の動きは、上がり出すと大きく上がるということです。そして、当局の規制により、下がる時も大きく下がる。

この動きをどう捉えるか。大きく上がった時に飛びつき、大きく下がった時に慌てて手放すということが起きやすいのですが、そうならないように注意が必要になります。

 

次に今回下落幅が大きかったものまたは上げ幅が小さかったものを見ていきましよう。

 

4. 2017年9月24日〜10月1日『下げ幅が大きいまたは上げ幅が小さい仮想通貨トップ10』

今回は、マーケット全体が上げ基調であったため、下げたものは3つのみとなりました。

下げたものは、−6%のDash、−3%のArk、 −1%のLiskとなります。

そして1USドル価格に連動するTetherを除き、Bitcoin CashEthereumMoneroNEMStratisが一桁台のアップとなりました。

ビットコインが16%の増加であったことからすると、これらは例えUSドル価格でプラスであったとしても、ビットコイン価格ではマイナスであったということには注意が必要になります。

 

5. まとめ

今回(先週)は、前回(先々週)に続き、市況全体が上向いた1週間となりました。

市況が良い時は、安心しやすく、次の手を考えにくくなりますが、「安く買って、高く売る」ことが投資の勝ちパターンであるならば、高くなったものについては、売り時の機会を考えることも必要になります。

「あの時に売っておけばよかった」とならないよう、市況が好調な時も気を緩めず次の展開を考えながら適切な投資判断をしていきたいものです。

 

今週はどんな週になるでしょうか? 好況が続くか、それともそろそろ調整が来るか?

 

今回も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

 

 

今回登場したコイン以外についても知りたい場合には、こちらの『シンプルな仮想通貨ガイド』も是非参考にしてみてください。

 

 


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