ビットコインの簡単な歴史まとめ

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こんにちは。

今回は、仮想通貨の代名詞とも言えるビットコインについて、誕生から今に至るまでの歴史をかなり簡単にまとめてみます。

ビットコイン誕生からの歴史

 

最近ビックカメラなど大手小売店での支払いがビットコインでできるようになり、テレビニュースなど様々なメディアでビットコインのことが取り上げられることが増えてきました。

ここでは、ビットコインの誕生から今日までの歴史を簡単に振り返ってみます。

ビットコインが誕生したのは、Satoshi Nakamotoによる論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」がメーリングリストに投稿された2008年11月1日。

このSatoshi Nakamoto という人物は謎に包まれていて、ビットコインの初期に関わった後、突如として姿を消してしまいました。日本人の名前ですが、本当に日本人なのか、そうでないのか分かっていません。論文やコミュニティサイトで流暢な英語を使いこなしていたことから、実際は日本人ではないとも言われています。とてもミステリアスな人物ですね。

サトシ・ナカモトの論文の日本語訳をコインチェックがブログで掲載しているので、興味のある方は是非一読してみてください。

https://coincheck.com/blog/292

 

Nakamotoが論文を出したあと、2009年1月にはビットコインの実装プログラムがリリースされ、取引が開始。

ビットコインは、2009年10月5日に法定通貨に換金(1ドル=0.00076BTC)できるようになったことで普及が加速。2010年には、実際の店舗での決済が可能に。その年の7月、Mt.Goxがサービスを開始。

ビットコインが現実世界で初めて使われたのは2010年5月22日。2枚のピザが1万ビットコインで取引されたそうです。ビットコイナーの間では、5月22日にピザを頼むのが恒例となっているようです。

 

その頃、1ビットコインは1セント以下だったため、100円あれば100ビットコインを買えたわけです。今現在(2017年7月)、100ビットコインを買おうとすれば3000万円が必要になるわけですから、この数年で本当に大きな価格上昇をしたことが分かります。その時にビットコインを買い、現在までホールドしている人は、かなりの資産家になっているはずです。

2013年、キプロスの金融危機や中国マネーの大量流入などにより、ビットコインの価格が高騰。

2013年、ビットコインの価格は一時1200ドルに達しました。

キプロスの金融危機では、キプロス国内の銀行貯金には「預金税」と言われる税金がかけられました。銀行に預けた自分のお金が勝手に政府によって奪われていくのですから、たまったものではありません。

そこで、キプロス市民は自分たちの貯金を引き出そうとATMに殺到したわけですが、銀行口座からのお金の引き出しには規制がかかり、他の口座への送金や入金もできないようにロックされました。

お金を引き出せず途方にくれる人々が溢れる中、あらかじめ銀行の預金をビットコインに変えておいた人は、ビットコインを使用することができ、またビットコインで決済することできたのです。中央機関を持たないビットコインは、国や金融機関に支配されることなく、インターネットからいつでもアクセス可能だったからです。

 

キプロスの金融危機に加え、2013年にビットコインが高騰した原因に中国マネーの流入があります。急増する中間所得層が、自国の通貨で資産を保有するよりも、より高い運用益を求めて、ビットコインに投資したのです。

しかし、価格高騰はそう長くは続きませんでした。
2013年、ビットコインの価格は一時1BTC=1200ドル台に。しかし、その年の12月、中国の中央銀行、中国人民銀行が国内金融機関に対し、ビットコインの取引を禁止する通達を出し、ビットコインの価格は急落。
中国政府は、管理できない資金の流れが生まれることを危惧し、ビットコインを通貨として使用することを禁止したのです。そして更に事件が起きます。

2014年初頭、当時世界最大のビットコイン取引所Mt.Goxが破綻し、ビットコインは一時1BTC=500ドル台にまで下がる。

これが仮想通貨界隈で有名なマウント・ゴックス事件です。この事件をきっかけに、すっかりと仮想通貨の信用が下がり、当時の麻生太郎財務大臣は、「いつかは崩壊すると思っていた。あんなものが長続きするはずはないと思っていた」と語ったと報道されています。

今でも仮想通貨はなにか怪しいものと感じるのであれば、その不信の原因の一つは、この事件の記憶にあるのかもしれません。

しかし、ビットコインに対するその怪しいイメージは全くの誤解であり、マウント・ゴックス事件は、ビットコインそのものに問題があった訳ではありません。ビットコインを商品として扱う取引所マウント・ゴックス自体に問題があったのです。

マウント・ゴックスが破綻をしたこの年に、現在日本の取引所として有名なビットフライヤーやコインチェックが誕生しています。

 

その後、ビットコインの価格は、3万円〜6万円の間を長く推移していましたが、2016年の後半から再度価格が高騰を始め、2017年1月5日に2013年以来の最高値を記録しました。さらにその後も高騰は続き、3月10日にさらなる最高値1330ドル(約15万円)を記録しました。

 

そんな中、過去から続くビットコインの分裂問題が再浮上し、価格の上昇に一旦ストップの傾向が見られるようになりましたが、ゴールデンウィークのあたりから再び上昇を見せ、一時は34万円ぐらいまで価格が上昇しました。

 

しかし、ビットコインの分裂問題は、2017年7月現在においても未だ根本的な解決に至っておらず、8月1日に分裂する可能性があると言われています。今後ビットコインの分裂が実際に起きれば、ビットコインとその他の仮想通貨に大きな値動きがあると予想されています。

コインチェックのブログに「2017/8/1にビットコインに何が起こるのか?BIP-148の意図していることについて」という題名の記事が書かれており、ビットコインの分裂に関し、技術的な面から見た問題点が書かれているので、興味のある方は読んでみてください。

 

以上、簡単ではありますが、ビットコインの歴史を振り返ってみました。今日はここまで。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

■参考文献
ブロックチェーン 仕組みと理論(赤羽喜治・愛敬真生 編著)
ブロックチェーン 仕組みと理論 サンプルで学ぶFinTechのコア技術


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