『仮想通貨のデータ分析』〜 2017年成長度ランキング 〜 2017年7月②

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1. はじめに

前回のブログ『仮想通貨のデータ分析 』〜 意外な結果が分かる?!〜 2017年7月①では、2017年7月22日時点の時価総額トップ30の仮想通貨について、それぞれの仮想通貨が取引所で取引されるようになってから、どれだけ成長しているか?をデータから見ました。

今回は前回と同じ2017年7月22日のデータを使い、2017年に入ってから(1月1日から)、それぞれの仮想通貨がどれくらい成長しているか?を見ていきます。

今年2017年は、日本では仮想通貨に関する法整備も進み、仮想通貨元年とも言われます。

今年に入って仮想通貨取引を始めた方も多いのではないでしょうか?

自分自身が買った仮想通貨が今年に入ってどれくらい成長しているのか? 自分自身が買った通貨よりも成長している仮想通貨にはどんなものがあるのか?など、これまでの投資対象、そして今後の投資対象を考える上で、今回のデータ分析が参考になれば幸いです。

 

今回は、2017年7月22日時点の時価総額トップ30の仮想通貨について、2017年1月1日から7月22日までの成長を見ていくため、2017年1月1日に取引所で取引されていない仮想通貨(IOTA、EOS、Veritaseum、BitConnect、Qtum、Gnosis)は取り除きました。

また、TetherもUSドルに連動した仮想通貨であるため、変動があまりないその性質上、今回の分析から取り除きました。

そして、取り除いた上記7つの代わりに、7月22日の時価総額順で31番以降であったFactom、MaidSafeCoin、Decred、Ardor、GameCredits、Nxt、DigixDAOの7つを繰り上げ、今回の分析の対象としましたので、その点はご注意ください。

 

それでは、前置きが長くなりましたが、2017年1月1日から7月22日までの仮想通貨の成長結果を見てみましょう。

 

 

2. 仮想通貨成長度 結果一覧 (期間:2017/1/1〜2017/7/22)

前回のブログと同じ指標を使っています。

「成長倍数」は、2017年1月1日から7月22日までの間で、何倍成長したかを表しています。

「月間成長率」は、2017年1月1日から7月22日までの間、毎月どれくらい成長しているかを平均にして表しています。

時価総額第1位のビットコインを例にして見ると、2017年1月1日から7月22までの「成長倍数」は2.7倍、「月間成長率」は16%になります。

つまり、時価総額の順位と成長度合いは必ずしも比例するものではないことが分かります。

 

上の表の一番下に、時価総額第1位から第30位までの「成長倍数」と「月間成長率」の平均(Average)を出してみました。

「成長倍数」の平均は21.9倍、「月間成長率」の平均は52%になります。

すごい!ですよね、平均でその数値です。仮想通貨界の勢いを感じさせる数値ですね。

 

全体の平均とビットコインを比較してみると、「成長倍数」は全体平均21.9倍に対しビットコインは2.7倍、「月間成長率」は全体平均52%に対しビットコインは16%で、2017年はビットコインよりもその他の仮想通貨の方が元気があることが分かります。

ちなみに上記の表の太字は、成長度の大きなものになります。

より分かりやすく、次に成長度順に表を作成しましたので、それを見ていきましょう。

 

3. 仮想通貨成長度ランキング (期間:2017/1/1〜2017/7/22)

日本の取引所では、あまり見かけない仮想通貨が多いですね。

日本の取引所で見られるものは、第4位のNEM第9位のRippleで、それ以外は海外の取引所で取り扱われる通貨になります(2017年7月24日現在)。

それにしても、第1位のStratisの「成長倍数」92.3倍、「月間成長率」99%はすごいの一言。1月1日に1万円分の Stratisを持っていたとすれば、7月22日にそれが92万3千円になったということです。

第2位のDecredが「成長倍数」58倍、第3位のAntsharesが「成長倍数」53.1倍続きます。

 

次に「成長倍数」と「月間成長率」の平均(Average)を見てください。第1位から第10までの平均で、「成長倍数」45.2倍、「月間成長率」77%驚異的な数値です。

第1位から第10位までの仮想通貨を買って長く持っている人は、信じられないほど大きく資産を増やしたことでしょう。

そして、上の表をよく見てください。成長ランキングトップ10に入った仮想通貨の半分は2016年から取引が可能になったものです。

比較的新しく登場したものの中に、大きく成長するポテンシャルを持ったものが多いことが分かります。

 

それでは、引き続き第11位から第20位を見ていきましょう。

第11位に時価総額第2位のイーサリアムが出てきますね。「成長倍数」27.1倍、「月間成長率」65%と、11位であっても、すごい数値ですね。

その他、日本の取引所で扱いのあるものとして、Dash(第13位)Lisk(第16位)Ethereum Classic(第17位)Litecoin(第18位)が目に入ってきます。

その他の仮想通貨は海外の取引所で扱われるものになります。

 

第11位から第20位までの「成長倍数」と「月間成長率」の平均を見て見ましょう。

成長倍数」14.8倍、「月間成長率」49%と、第1位から10位の平均と比べると、少し落ちますが、それでもすごい数値です。

そして、第11位から第20位までの仮想通貨も、第1位から第10位までと同様、2016年から取引が開始になったものが半分を占めていることが分かります。

 

それでは最後に、第21位から第30位を見ていきましょう。

日本の取引所で取り扱いのあるものとして、Factom(第24位)Zcash(第27位)Monero(第29位)ビットコイン(第30位)が目に入ります。

ビットコインは、時価総額ではダントツのトップですが、今年の成長度で見ると、第30位だったというのは少し驚きです。

 

第21位から第30位の成長を平均で見ると、「成長倍数」5.8倍、「月間成長率」29%となります。

そして、表をよく見ると、第21位から第30位までは、2015年よりも前から取引可能だった通貨が半分を占めています。生存期間が長いと、やや成長が鈍化してしまうのかもしれません。

ただ、これはあくまで2017年1月1日から7月22日までのデータを切り取って見た数値です。今後、さらに大きく成長することも当然あり得ますので、その点はご注意ください。

第21位から第30位の表をより上位の表2つと比べると、どうしてもやや見劣りがしますが、他の世界(株式等)と比べれば、短期でここまで大きく成長することは、あまりないことです。

いずれにせよ、2017年に入ってこれらの通貨を長く持っている人は、世間がうらやむくらい、大きく資産を伸ばしていることに間違いはないはずです。

 

4. まとめ 〜 今後の戦略 〜

今回のデータ分析を見て、皆さんはどんな印象を持たれたでしょうか?

自分自身としては、やはりこれまでの投資のあり方を考え直す必要があるなと思いました。

成長の利益を大きく取ろうとするならば、比較的新しいものに目を向けていく必要があると感じました。

そして、視野を広くし、国内で取り扱いのある仮想通貨だけでなく、海外で取り扱われる仮想通貨により一層目を向けていく必要があると感じました。

新しく出てきたものを知らないからと言って、半年、一年と放置すると、成長の大きな果実を得られなくなってしまう可能性が大きいということです。

 

但し、今回取り上げた仮想通貨は、数にして1000にものぼるとも言われる仮想通貨の中から、時価総額トップ30まで成長したすごいものばかりです。

比較的歴史のあるものであっても、今後さらに大きく成長する可能性を否定することはできません。

 

従って、新しいものに注意を注ぎつつ、比較的歴史のあるものにも目を向けて、日々情報を取集し、投資対象を選んでいくことが大切になると思います。

 

以上になります。

 

長くなりましたが、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


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